AD-AS分析

企業が利潤最大化行動をとるならば、企業は労働の実質賃金と労働の限界生産力とが均等化するように労働投入量を決定する。


W/P=MPL


労働の限界生産力MPL実質賃金W/Pの水準が等しくなるように労働量が決定される。これを古典派の第一公準という。これについてはケインジアンも認めている。


労働者は、労働時間が長くなって不効用が高まると労働時間を短縮する。労働者は限界不効用MDU実質賃金が等しくなるような水準で労働量を決定する。
これを古典派の第二公準という。


労働供給は実質賃金の増加関数になる。


ケインジアン古典派の第二公準については否定し、労働供給は名目賃金で決定されるとした。しかも名目賃金には下方硬直性がある。