最近読んだ本&今読んでる本
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高橋是清かっこいいね。憧れる。
ただ一つ納得いかんのが高橋が徹底した保護主義だったこと。
高橋は列国の日本に対する貿易政策を分析し、
毎年金貨8百万円が流出していると断言。
後進国である日本が産業の発達や輸出の振興を図り、
貿易の均衡を維持し、自主独立の経済的立場を貫こうとするなら
保護主義を採用するしかないと演説したという。
まぁ、今とは時代も違いますしね。
『日銀券』は近年の日銀のゼロ金利政策と量的緩和政策を
日銀の政策委員の中井(僕は勝手に中原伸之さんがモデルだと踏んでいるのですが)
と40歳手前の若さで日銀副総裁に任命された芦川笙子の
2人にクローズアップして描くという経済小説。
まだ途中までしか読んでないけど1兆円の国債売りオペを
ディーラーの立場から描いた部分なんかはなかなか
リアルで(本当にリアルなのか知らないけど)胸躍ります。
小説ばっか読んでないで経済学の勉強せにゃあかんのですがね…。
春休み明けまでに知識のストックを50%くらい増やせますように。