大国の関税と厚生
ポケット図解 ミクロ経済学がよ~くわかる本 (Shuwasystem Beginner’s Guide Book)
- 作者: 小笠原誠治
- 出版社/メーカー: 秀和システム
- 発売日: 2006/12/21
- メディア: 単行本
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今更だけど丁寧にきっちり理解しながら
やってたらかなり時間を使ってしまった。
正月休みの宿題のつもりだったのに…。
ミクロ経済学の基本がよくわかるいいテキストでした。
一番よかったのは関税についての
大国の仮定と小国の仮定がようやく
わかったこと。
小国では自国の貿易政策が世界価格に影響することは
ないので関税をかけると輸入国の厚生は間違いなく悪化します。
ところが、大国では関税をかけると輸入量が大きく減少し、
需要も減るので世界価格を低下させる効果があります。
すると関税による輸入価格の上昇よりも世界価格の
低下の方が大きければ輸入国の厚生が改善する
という結果にもなり得るのです。
これ春学期にやってたはずなのにインゼミで
これについての質問をしてしまって恥かいたんですよね。
今思い出しても恥ずかしいわ…。